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ストーリー |
中国武術団のショーのため、サンフランシスコに来ていたラップ(李連杰)。帰国間際になり、慕っていた先輩のワイ(狄威)が亡命を図る。それを見逃したラップは、ワイが引き起こした事件に巻き込まれ、逃亡者の身となってしまう。そんなある日、ワイは麻薬密輸リーダーの手下になり、ラップは彼のファンであるヤウ(周星馳)とマンおじさんのところに居候しながら何気なく暮らしていた。 すっかり変貌してしまったワイへの絶望を隠せず、戸惑うラップ。しかし何とかして香港に帰りたいので仕方なくワイに頼んで香港への航空券を手配してもらおうとする。しかしそれがきっかけで、ワイとリーダーとの関係にひびが入ってしまう。罠に巻き込まれそうになるワイと、彼らのトラブルに巻き込まれてしまったヤウ、そしてヤウをあやつっていると誤解されたラップの決死の戦いが始まろうとしている。 |
感想 |
周星馳映画というよりも、これは明らかにりんちぇ映画である。それを理解した上で見てみると、それほど悪くはない映画かもしれない。が、りんちぇファンにはものすごく評判が悪いようだ。(笑) 残念ながら、ストーリーにはちょっと無理がある。というのも、舞台をアメリカにする必要性が全くないというところで、すでにお金の無駄遣いである。りんちぇ映画では初の海外ロケか!? また、ちょこちょこ登場するマンおじさんがなんともすっとんきょうすぎてしまう。大体ドラッグを洗剤と間違えて使ってしまうなんて、とんでもないことをやらかしてしまうくらいだ。そして最後に痛々しい姿となってしまう周星馳。キャラクター上、自業自得ではあるものの、それでもやっぱりファンとしてはちょっと悲しすぎる。冒頭の登場シーンではコメディ映画調に登場するのに、そんな彼の最期はあれでおしまい!?ちょっと物足りないな~。また、ラストもやっぱり物足りない。無理矢理こじつけたニナ・リーの存在が何とも・・・。(笑) わかってはいてもかなりチープで、香港映画の悪いとこ取りといった感じの映画。しかし、期待しないで見てみると、それなりに楽しめるので、ぜひ見てみよう。数少ないビデオ化された周星馳出演作品です。 |