ローハン（降龍羅漢、周星馳）は十八羅漢の一人だが、ひょんなことから天界から追放されることになってしまった。しかし、羅漢の一人であるブッコ（伏虎羅漢、ン・マンタ）と観音菩薩（アニタ・ムイ）によって助けられ、神仙さちと賭けをすることとなる。人間界で９回生まれ変わって９回とも乞食になった男、娼婦になった女、悪人になった男の３人の人間を３日以内（人間界では３０年）に悔い改めさせることができるか、というものだった。ただし、ローハン自体地上に降りるため、人間にならなければいけないという条件つきだ。人間になってしまうことで羅漢としての力を失ってしまうローハンに、観音菩薩は一日に３回だけ願いをかなえることのできる扇を与える。また、ローハンがかつて人間だった時に地上に残した金身を手に入れれば、人間になった後も天界や冥界を自由に行き来できるようになると助言をする。

宋時代の杭州、人間界に生まれたローハンは、役人の息子、李修縁として生まれ、天界の記憶を失ったまま成長することになる。人間界に来る時に忘れてきてしまった団扇を届けに地上に降りてきたローハンを追って、ケイロンクァイとブッコも地上に降り、人間に生まれ変わってローハンの兄弟として暮らすことになる。すっかり天界の記憶を忘れていたローハンだが、ある日、街で娼婦のシャオユー（マギー・チャン）に会うと、忘れていた天界の記憶がよみがえる。その後、悪人のユン・パーティンや乞食のダーチョンと出会い、彼らに悔い改めるよう教えを説こうとするが・・・。その頃、天界ではブッコとケイロンクァイが勝手に地上に降りたと知り、人間界に疫病をはやらせてしまう・・・。

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